二束三文オペラ

胃もたれ起こすほどのそれはきっと、恋

I SCREAM収録曲感想~

キスマイのデビュー5周年、5枚目のアルバム、「I SCREAM」が6月22日に発売されました。ツアーまで約2週間。
「ジャーニーの悪夢」再びィ……( ◜◡◝ )
覚えるために私は毎夜歌詞を唱え続けなければ……しゅ、修行だァーーーーーッ!!!!



チラッと試しに1回聴いた時は「うーん」って正直なってたんですけど、2回目以降、曲の感想が全く変わってなんだか面白かったので、収録曲の感想を書いていこうと思います。






01 “5th”Overture

今までのOvertureより明るい感じ。ディズニーとか外国アニメのオープニングのイメージ。


02 YES! ISCREAM

格差をある意味売りにしていたキスマイが、(3:4の対比は若干残しつつも)明らかに4人の歌割と写りを増やし始めたのが2年前の「Kis-My-Journey」(の中のseven journey)だったと思うんだけど、その時も「あぁ…すごい……!(;;)良かったね……!」って新規の自分でも込み上げてくるものがあったんですが、「YES! ISCREAM」は今までよりもさらにパワーアップして、同じ場所に立っているような感じがするし、元気な曲なのに、ちょっとだけ泣いてしまいました。
眩しく昇っていく太陽みたいな曲だなぁ、きっと叫んでしまうほど嬉しくって、楽しいんだなぁって思ったら、なんかもう何も考えずに自分も奇声を上げて思いっきり叫びたくなったし、「今この時のため駆け抜けたStrange days」「Go Rise 今よりもっと前へ そう願い続けた」っていい歌詞だね。
ドラマや映画に出たり、主演したり、バラエティにレギュラーで出たり、ラジオに出たり、ほんとに色々な方面のお仕事をもらえる事がどんどん増えてきて、きっと数年前でも、2年前でも、去年でもなく、今歌うべき歌だったのかなってぼんやり思いました。最初は「賑やかな元気な曲」ってことだけが印象的だったけど、すごい5周年に相応しい曲だなって思いました。とても良い歌、良いMVだと思う。

生で聴けるのが楽しみ(あと多分泣く)。



03 Summer Breeze

ウェオウェオーーーーー⤴︎ ⤴︎wwwww
めっちゃ爽やかwwwタイトル、シーブリーズだと思ってたゴメン。




04 Gravity

歌詞初めてまともに見たけど98%くらい聴き間違えてた。


05 PSYCHO

聴く前は「Striker」とか「FOLLOW」みたいにダークな感じなのかな〜って思ってたけど、和ポップというか、思ったよりずっと明るい曲だった(どんだけおどろおどろしい曲想像しとったんや……)



06 &say(北山宏光&藤ヶ谷太輔)

メロディに、いい感じに最近っぽさと、80年代90年代っぽさがある(笑)

ただ、ウェーイ系の曲かと思いきや、なんか合間合間に流れる蛇使いの笛の音みたいなメロディが気になったんだけど、あれなに?wwwww




07 Flamingo

お、お、大人の曲だーーーーーーッ(語彙力)
シャンパン」が歌詞に出てくるなんてコイツは大人の曲だーーーーーーッ!!

「溢れ出した熱の色 片足立ち 拙いけど」ってとこ好きだな。
全部「Flamingo」って言ってるのかと思ったら「Flame in Gold」だったのね〜!
自分は片足立ちの拙いフラミンゴみたいだけど、「Flame in Gold(燃え上がる想い)」が君の心にも届くと良いな、って曲なのかな……ふえぇ……もう英語ばっかりでわかんないよォ……(´;ω;`)
私が「ぱよんぱよん…」だと思ってたとこの歌詞は、正しくは「Fly on.Fly on.…」でした…。
でもラストあたりのオブリガードっぽくなってるところすごい美しいね……!


08 夕空

やばい歌詞一番好きかもしれない……!これぞ結婚式で使える曲では……!!


「君が望むような幸せを 僕はあげられているのかな ぎゅっと握り返す事で 答えを伝えてよ」


ってかわいすぎか(´;ω;`)


09 最後もやっぱり君

夕空からのこの曲って泣かせる気満々マンかよ。
レインツリー思い出してじわっ……と涙が( ;∀;)
男と女はやっぱりちがうし、分かり合えない部分はあると思う私は。
この曲の女性サイドはきっと現実的な考え方する人なんだよね。正直人を好きになることに対してとてもドライなんだと思う。でも男性は根拠はないけど「ずっと一緒に過ごしたいだけ」で、「未来のことはどんな誰も絶対なんて有り得ない」から自分にできる限り努力してる。
人って誰しも寂しさ感じてるけど、その好きな人を見てると、ほんとに寂しさや孤独感を抱えた人なのだと思う。だからわかりあえなくても自分が絶対なんとかしよう。離れないよ、って曲なんだと勝手に解釈。


10 AAO

やっぱり聴くとテンション上がりますな⤴︎ ⤴︎
ハルヤが秋に放送スタートだったので完全に秋のイメージ強い。MVの衣装や小道具もポップで色使いかわゆかった(ただしジャケ写、てめぇはダメだ)


11 メガ☆ラブ

メガホンのマークwwwwAAO、ジョッシー松村、メガ☆ラブ、なんか応援ソング多くない?ww



12 MU-CHU-DE 恋してる

もうほんと好き(;;)♡
全てがキュンキュンする。まさに夢中で恋してる……
コンサート、あの藤ヶ谷くんのCMのダンスバージョンでやって欲しいな〜!!



13 NOVEL-Album ver.-

原曲より壮大。
「君にあえるから」みたいに花道ソングになるのですかね?

14 Re:

「大好きな日もあれば大嫌いな日もある それでも笑えた」

(´;ω;`)



「君の声が僕らの背中押してくれる だから前に進める」

(´;ω;`)



「きっと言葉では伝えきれないほどの夢を君と見ていたいこれからも笑いあったり 歌い 叫びたいね」


(´;ω;`)



またメロディも良いんだよォ……!(´;ω;`)




15 I Scream Night

すごく……ドラゲナイ……


Re:もすごい好きだけど私は「YES! I SCREAM」の対となる終わりの曲はやはり「I Scream Night」だと思う。

YES!~では「限界までLife goes on」という歌詞が出てくる。楽しいのはまだまだ続くよ!って感じなのかな。

そんで一応最後の曲であるI Scream Nightでは「まだ全然さDJ Turn it up 限界なんか越えてGet down」
英語全くわからないマンだから完全にイメージだけど「まだ全然さ!おいDJ!アゲてこうぜ⤴︎ ⤴︎限界なんか越えて楽しもうぜ⤴︎ ⤴︎」みたいな?


完全にパリピ思考でワロタwwwwww

終わる気ないだろwwwwwwwwww

でも一応「最後までmake some noise(最後まで声出して!)」って歌ってるから

アーーーーークソ楽しいまだ終わりたくねぇーーーーーーッ明日仕事だウワアアアアアアアアアアアアアアアアずっと踊ってたいアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアまだまだ行くぞォォォォォォォ⤴︎ ⤴︎⤴︎ ⤴︎ラスト声出せェェェェェェ

って感じなのかな。完全に終電のためにコンサート早めに抜ける時の私やないか。




【bonus track】

16 WANTED

なんかボーナストラックなのが意外な曲だった。





おまけ:玉ソロ感想



ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアどこの前衛的なアートなんだよォォォォォォ……!!



もうね、白いウィッグ被ってどこのレディーガガやと。



(’・_,’)「異質感を出したくてコンタクト30分かけて入れた。」



私「いや、異質感出てないよおもくそ似合ってらっしゃるよなんなんだよ」



玉森くんの趣味がガンガン出てるなwwって和んだ(?)。
「やりたいことやらせてもらえて良かったね(´ω`*)」感ヤバイ。玉森くんのこだわり強いとことか「あれよりこれの方が良い!」って決断するの大好きだからほんとに満足。
EDM系音楽(詳しくはないけど)大好きで、車でジャンジャカさせたい。私の前世はパリピだったのかもしれない。
ダンスパートもかっこよかったな〜。表情も中性的でそれもまたよい。








そんなこんなでツアー楽しみです(最後雑すぎ)。

アンケート取ったよ(結果と考察)

すんごい今更感ありますが、Twitterにて(初めてまともな)アンケートを取らせてもらってまさかのそのまま放置だったのでここで結果と考察を発表させてもらいます〜。
そもそもなんも裏付け取ってない想像オンリーなのでなんの説得力もございません!!(笑)統計解析とかしてません!!(笑)そもそも誤差が出るほどデータ数がございません!!(最低でも数百~1000くらいないとそういうのはできない)笑
あと考察で挫折してだいぶふざけてます。
なのであくまでお遊び程度に、暇つぶし程度にご覧下さい……。

アンケートに参加してくださった62名の方、どうもありがとうございました!\(^o^)/


【仮説】3番目の「10000円~30000円」が一番多い。

服の価格帯的に、比較的安い値段設定のブランドでも大体は1着3000円~5000円スタートが多いのでは?と考えました。そうなると雑に計算して上下で10000円。+-誤差もあると考えて30000円以内に収まるくらいかなと。


【結果】

えーと、こちらの結果からですね。

①10万円あるとして、買い物(服代)を「生活費以外は使わず、残ったら全額貯金する」人は62人の内3.72人でした。
②「5000円~10000円を使う」人は62人の内24.18人でした。
③「10000円~30000円を使う」人は62人の内27.9人でした。
④「30000円以上使う」人は62人の内6.2人でした。


①の全額貯金するという堅実派が最も少数派となりました。
③の「10000円~30000円を使う」人は最も多く、仮説は採択されました。②の「5000円~10000円を使う」人は2番目に多く、③と僅差であった。




【考察】
仮説通りになったけど思ってたより「ブッチ切り第1位」って感じでは無かったなー。
あとアンケート中も呟いてたけどやっぱり一人一人の収入や居住地、生活スタイル、既婚か未婚かにもだいぶ回答違うと思うからTwitterのアンケート機能ではそもそも正確なデータ採るのは無理なんだよね(直球)
まぁそういう正確なデータは経済学者の人とか頼むわ。他力本願。
一人一人の収入の違いは、さすがにアンケートが無意味になるので「手元に毎月残るのは10万円」と設定させていただきました。
回答してくれた方の中に、中高生の人や既婚・子持ちの人がいたら「全額貯金する」「5000~10000円使う」って答える人が多いかもしれないんだよね。中高生はまだどれくらい生活費(交際費とか貯金額とか)がかかるかハッキリわからないと思ったから……。堅実になるのかなーって。逆に「10万もあるんか!ヨッシャめっちゃ使うたろ!10万あるし余裕やろ!\(^o^)/」って思う子もいるかもしんないけどw
既婚・子持ちの人はもう完全にお子さんに貯金とかするのかなーって。私の友達はちょっとお金が出来たら子どもたちの貯金に回してるみたいで、おぉ〜!偉いなぁ……ってなってます。
私と同年代で独身の人は大体「10000~30000円」に落ち着くかなーって思いました。1着の服の価格は少し高めだとしても仕事してる人は会社の制服とかあるだろうし「数はそこまでいらないのでは?」と考えました。1着10000円のを3枚買う、みたいなイメージ。
てゆーかまじかーーーみんなやっぱそんくらい使う感じかーーーーー私1万円分買えたらいっかーとか思ってしまう……買い物大好きなんだけど「もしこれ以上買ったら来月の交通費どうなる!?」とか考えてしまう……_(:3 」∠)_
でもそうだよね……10万円あるならそのうちの30000円分くらいなら許容範囲になるか……。ちょっと自分の生活改めよ……。
30000円以上使ってる人ってすごいね!?リッチ……
50000とかなのかな……貯金はあんまりしない感じなのか、他抑えてるのか……。
てゆーかこの際だからみなさんに是非聞きたいんだけど、
えっ、みんなお菓子毎日買わないの???

私毎日必ずお菓子を買って食べるんだけど、みんな毎日お菓子食べなくても平気ってほんとなの!?どうやって生活してるの!?15時におやつとか食べなくて大丈夫なの!?私死にそうになるんだけど……会社でめっちゃ普通にお菓子(ほぼチョコレート菓子)ポリポリ食べてるし、帰りもコンビニでお菓子買うYo……
テレビ見ながらポテチとか食べないの!?えっ、3食のご飯のみなの!?修行中か!?
とりあえず私はお菓子代見直した方がいいのかな……

実は毎月お菓子代2万円くらいかかるんだよねwwwww(絶対見直すべき)





なんかめっちゃ雑な感想文になりましたがみなさんのおかげで10万円の内の許容範囲額だったり、自分の改めるべき金銭感覚(てゆーか生活スタイル)がわかったのでほんとありがとうございました!参考にします。とりあえず、さっそく来月服買いに行きますわ!

墓を建てまくった2015年を振り返る~下半期~

8月



フォロワーさんのおかげで無事に大阪入れました(←福岡以外全落ちした人)。
もう待ちに待ったツアー。めっちゃ楽しかった!!ドキイェーの可愛さをしばらく(てゆーか未だに)引きずった。赤衣装といい、フェアリーといい、今回の衣装ほんとに好きすぎた。
福岡は2日とも間近でフェアリーちゃん&玉森くんのトロッコだったので昇天した。もう息してるだけで可愛い……。



9月


友達と楽しんだワッツアップトーキョーーーーーーッ⤴︎ ⤴︎

東京公演終わりにご飯食べに行ったら目的のごはん屋さんを壁と勘違いして、ふたりして普通に素通りしててワロタwwwwww
「えっ、お店なくない?」「どこだろうね?」とか言ってた。ソコ!!お前らがガン無視して通り過ぎてったソコが思いっきり目的のお店だよ!!!!


そしてエレベーターの悲劇。
面白すぎてヤバいwwwwwwwwwwエレベーターが静かに開いて、「ねぇ……あいつらさっきもエレベーター乗ってたよね?(ヒソヒソ)」「あの人たち何やってんだろ?」みたいな視線やばすぎた。なんの修行だ……。都会のエレベーターマジ手強い。



そして忘れちゃいけねぇ、絶賛ドリボロス(治らない)。3人の登場シーンで泣く。防振双眼鏡で細かい表情をチェックしながら泣く。ロビーに飾られてる花を見ても泣く。ケントが泣くタイミングで私も泣く。ケントが鎖骨に涙を溜めれば私も鎖骨に涙を溜める。フォロワーさんからステフォをいただいて泣く。とにかく泣く。もうみんなドン引きである。

あ、ドリボの件も記事にしてるので(割愛)。





10月


諦めていたレインツリーの国完成披露上映会をフォロワーさんが譲って下さり、5日前に東京へ弾丸の旅に出ることを決断する(愛唄以来の弾丸だった……)。泣いた。玉森くんの姿が誇らしくて。
そしてレインツリーの記事も卒論並みの文字数書いてて(正直自分でも読むのしんどい)上げてるので良かったら見てやってください(宣伝)。


そして


9月に東京で感動のオーラスを迎えた……矢先(1週間後くらい?)に発表された名古屋(追加)公演。



キスマイ「平日だけど、まぁ名古屋に来てくれや!」



私「ふざけんな!!!!この!!!!ダブルワークで働いてる私が!!!!!!仕事と!!!!バイトを!!!!!!わざわざ!!!!休んで!!!!コンサートに行く訳が!!!!あるしかねぇ!!!!ちょっと名古屋行くわ!!(休み申請会社にスパーーン)」


そんなわけで母を連れて2日間名古屋に行ってきました。僕の……母です……(ほんとにやった)。
僕の母も喜んでくれたし、本場のひつまぶしも食べれたし、フォロワーさんにも会えて楽しかったです。



11月

レインツリー無双。

大阪梅田→福岡天神→大阪なんば→大阪梅田


フルコンボだドン~~~(???)

普段映画はそんなに回数観ない派なんですが、ちょっと、ちょっと自分でも意味がわからないです^^

とりあえず舞台挨拶の玉森くん可愛かったです。顔はめっちゃ疲れてたけど。いや、11月ほんとにお疲れ様です……



12月


申し込んだやつ全部外れたよ!!!ヒマだよ!!助けてくれよ!!!!!!!!時間はあんだよ!!!!カウコンのチケットがねぇ!!!!!!!!←今ココ



こんな感じです。11月の玉森くん無双からの12月ヤバい。落差ヤバい。2015年ラストで1回も現場がなくてこのままだと確実に息絶えるけど今日終わったら2016年がこんにちはするんだよなぁ~。
2016年はもっと玉森くんに会えたらいいな(多分無理なのは本人が一番わかってます。つらーい)。


グッバイ2015。自分なりに戦った1年でござった(武士)。




墓を建てまくった2015年を振り返る~上半期~

うわー!もう今日で2015年が終わるんですってよ……!カウコンのために大晦日~元日のバイト休んだのにカウコン落ちるってコントかーい。





もうね、オーナーにも「大晦日、なんか予定あるの?」って聞かれてね。「あ、ちょっと……♡」なんて意味深に大晦日~元日の予定を匂わせておきながらね。


カウコン落ちるってコントかーい(2回目)。


ショックがあまりにも大きく、バイト出る気にもなれず、ありもしない予定をオーナーに匂わせたまま、休みをいただくというスーパークズ野郎です。普通に今日は蕎麦をすすります。年末年始3日間ニートニート!イェーーーイ!!


2015年、前年を大きく上回るアクティブさを見せつけました(私調べ)。あと、玉森くんが可愛いあまり、そして自分の嬉しい気持ちが爆発するあまり、遠征した各地に墓を建てた気がします。ちなみに全て私の墓ですけどね!!




そんな墓を建立しまくってた2015年を簡単に振り返ってみたいと思います。




1月

「新春Kis-My-福袋~今年もよろしくThank youじゃん!~」
新春と銘打っておきながら世の中の新春モードが軽く過ぎて来た頃にスタートした新春イベント。私は1/7の2公演入りました。そしてまさかの広島~横浜間日帰り。いや、遠足かよ。

もう袴着てウサギさんハチマキでぶりっ子する玉森くんが愛しくて愛しくて終始口開けっ放しだった気がする。なにあれ。絶対自分の可愛さわかってるなにあれ、あざとい。ビジュも最高だった。神前式もいいな(玉森くん逃げて)。


あと新春イベントは、各シチュエーションに合う曲をファンに投票してもらい、そのトップ3をKis−My−Ft2が披露するという、
なにやら組織票が動きそうな…参加するファンにとってドキドキワクワク☆な企画が用意されていた。



そんなファン投票で執拗にランクインしまくるEverybody Go



ほんとにEverybody go無双すぎて笑いました。
狂気感じた。会場の「またお前かーーーい」みたいな空気感、嫌いじゃなかった←


そして私は横アリに墓をぶっ建てました。「Thank youじゃん!」、実はシングル曲では一番好きな曲です。(売り方は汚かったけどな!)
泣きながら横アリ出て、泣きながらずっと会いたかった友達にも会った。もう一年前のことなのに、昨日のことみたいに思い出せるよ。たった1日(てゆーか半日)だったのにものすんごく「楽しい」が凝縮されててハッピーだった。帰りの新幹線で泣いた。




2月

死ぬほどヒマだった。以上。




3月

「Kiss魂」と「やっちゃった!!」発売(多分)。

Kiss魂のタイトルを初めて知った時の私「うわぁぁぁぁぁぁぁ\(^o^)/ナンジャコリャー」

とにかくタイトルの「ついに(ダサさが)ここまで来たよ感」がやばかった。こんなにやばいと思ったのはキ・ス・ウ・マ・イ〜KISS YOUR MIND〜以来です。好きだけどね。


4月

さんざんヤバいヤバい言ってた「Kiss魂」×「やっちゃった!!」のリリイベが当たる。(このあとめちゃくちゃ「Kiss魂」に謝った。)
イベントで何があったのかは4月に記事にしてるので、時間を潰したい時にでも良かったらご覧になってください(宣伝)。
というわけでリリイベで行った大阪にも私の墓があります。


5月

TAKE FIVEのチケット申し込み→全滅で落ち込んでたら友達がまさかの一般電話でチケットを勝ち取ってくれて、繋がらない~繋がらない~からの、LINEの「取れた。」の連絡がシュールすぎてiPhone落とした。机に当たってちょっと画面割れた。
TAKE FIVEの件も5月に記事にしてるので時間を潰したい時にでもご覧に(割愛)





6月

「キスマイ早くツアー発表してくれ~(ノシ^ω^)ノシ☆バンバン」ばっか言ってた(ヒマだった)。


「ねぇ~ヒマだよ玉森くーーーん(ノシ^ω^)ノシ☆バンバン」ばっか言ってた(ヒマだった)。


そしたらツアー発表された。





7月

友達と「当落電話繋がらない大喜利」を楽しんだ。

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おわかりいただけただろうか……


当落電話が繋がらずN〇Tへの思いを大喜利にぶつけるオタクの熱い姿がそこに……(ない)




下半期に続く。










レインツリーの国+α

※舞台挨拶のことだけでなく、ストーリーのネタバレも含みますのでご注意ください。





10月15日、情報解禁から約1年。この日をずっと待っていた。‥‥自分でもよくわからない漠然とした不安を抱えながら。


有川浩原作、「レインツリーの国」が実写映画化されることを知った時、私の時は少しだけ止まりました。そこに「玉森裕太」の名前があったから。



まず最初に、同担に刺されるかもしれないと怯えつつ書かせてもらうと、第一に「伸には合わないかなぁ‥‥」という思いがありました。伸は関西弁を話す関西人。ヒロイン・ひとみとのやりとりの中でも時に厳しく、時に胸がキュンキュンして呼吸困難になりそうなほど素敵に、関西弁を駆使する男性。
しかも、本人は「自他ともに認める淡白な性格」と言いつつも(私が恋愛経験値少ないだけで実際の男性はこういうモンなのかもしれないが)、なかなか積極的な男性なのである‥‥。

荒れた高校のヤンキーでもない、人気のミュージシャンでもない、ボクシングの試合もしない、梨園の御曹司でもない、メイサの弟でもない、栗山千明の弟でもない、至って平凡な男性的感覚を標準装備したキャラクター。



そもそも玉森くんが有川作品に出るということを想定しておらず、それも相まって全く自分の中で「伸=玉森裕太」のイメージが定まらなかったんです。


「大丈夫なのかなぁ‥‥」大好きな作品が、大好きな人主演で映画化される。
とても嬉しいはずなのに、嬉しい気持ちだけを抱けない自分が、なんだかファンじゃないような気がしてちょっとへこみました。



しかし、ドキドキしながら蓋を開けてみれば、自分でもよくわからない感情がこみ上げてきたのです。


心配していた関西弁。玉森くんはどれだけ努力したのだろう。冒頭で伸行が喋ったセリフで私は「あ…」と思いました。
感想、まさかの一文字。


あまりにもニセモノの関西弁であればさすがに私も「いやいや!それはちょっと!!w」となるんですが、第一声を聞いても違和感は感じなかったです。(たしかに「関西弁をしゃべる玉森くん」が新鮮ではありましたが、イントネーションにそこまで変な違和感はなかった気がしました。)
関西の方は「関西人以外のニセモノの関西弁に厳しい」と聞くので、もしかしたら「あそこはあんな風に言わないよなぁ」とかツッコミがあるかもしれませんねw



かくいう私も広島が舞台になっているドラマで不自然な広島弁を聞くと「ファーーーーーッwww広島弁鬼盛りクソワロタァァァァ⤴︎ ⤴︎」となります(笑)





舞台挨拶で玉森くんは
(’・_,’)「関西弁はホントに英語みたいに難しかった。」
(’・_,’)「家でごはん食べてる時もずっとイヤホンしてイントネーション聞いてたし、お風呂入りながら声に出して練習してました。」

と言ってました。
ほんとに難しかったんだろうなぁ‥‥。音の微妙な上げ下げで全く方言として意味を成さない「イントネーション」は、東京育ちの玉森くんには未知の世界だったのでは。


西内まりやちゃんが「関西弁がすごく自然だったので、関西の方なのかと思ってました。玉森さんは現場に台本持ってこないんです。セリフ全部入れて現場に来てて…」と監督さんとえらい褒めちぎってくれてたんだけど、その時の玉森くんが少し照れたように、噛み締めるように、思い出すように、懐かしむように「うんうん」って小さく頷いてて。その顔がすごく優しくて泣きそうになりました。
すごく玉森くんのことが好きだと、改めて思いました。

こみ上げてきた「自分でもよくわからない感情」の正体は、「玉森くんすごいね。ありがとう。新しい君を見せてくれてありがとう。」だったんだと、わかりました。




舞台挨拶は数回入らせてもらったんですが、やっぱり全国回る内にだんだんちょっと慣れていったのか(笑)、玉森くんもまりやちゃんも福岡の時にはだいぶキャッキャキャッキャしてましたねw可愛かったですwww



10月の新宿の時は結構キリっとした顔で緊張が伝わってきて、いかにも「封を切る」といった感じでしたが、だんだん自信も一緒についてきたのかな(*´ω`*)

(インタビュー記事とか読んでると玉森くんって自分の演技に納得してなくて、ストイックなんだなぁ…って思うけど、良い演技してるところがいっぱいあったよ)



今日は初日舞台挨拶、明日も二日目舞台挨拶で、スケジュールが忙しすぎて心配な反面(←過保護か)、玉森くんがどんな顔を見せてくれるのかなぁと、楽しみにしています(∩´∀`∩)

初日の玉森くんはどんな感じだったのかな〜。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。❤︎



私は今日バイトがあり、中継いけませんでした(;∀;)みなさんのレポを拝見して楽しみます!!
明日はわたしも大阪に行ってきます。
















以下、ガッツリとネタバレを含みます。映画の内容に沿って感想を書いております。


(そして私の頭がアホなばっかりに、ものすごく話飛んだりします。めっちゃわかりづらいです、すいません。)



公開日は迎えていますが、まだ観ていない方もいらっしゃると思います。どうか自己責任でお願い致します。

















ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

きっかけは一冊の本。学生時代に読んでいた本の結末を調べて、向坂伸行は「レインツリーの国」という個人ブログにたどり着く。ブログに書かれていた本の感想に対してメールを送ったところ、ブログの管理人ひとみから返信が届く。

最初は互いの感想や考えをメールするだけのやり取りだったが、ついにネットのやりとりだけではなく、「実際に会って話してみたい」と思い始める伸。

…現実では「ネットからの出会いなんて有り得ねーよ!(CVは二階堂 高嗣でお願いします)」という声が聞こえて来そうなところですが、


そういや私、Twitterきっかけで実際に会ってる友達いっぱいいるんだよなァ…(めっちゃブーメラン)。




「自分だったらさすがに顔もしらない男の人とは会わないかなぁ~」とは思うけど、二人が会うまでのメールのやり取りが結構リアルで。自分の楽しい国に遊びに来てくれる面白い同志のような存在があらわれたんだもんなぁ。…これはたしかに会ってみようってなってしまうかもしれない。




伸の「会ってみいひん?」という提案にも最初は躊躇っていたひとみだったが、伸は必死に食らいつく。すごいな(笑)ちょっとは引きなよ(笑)
一応自他ともに認める淡白な男設定なんだけど、もうこの時点で伸はひとみの方しか向いてないんですよね。必死すぎてすごくキュンとする(笑)


そして、なんやかんや会う約束を取り付けるものの、実際に会うと微妙に噛み合わない会話、今までの聡明さはどこへやらで自分の意見を押し通そうとするひとみに、普段とのギャップを感じて戸惑う伸。

デートの帰り際、乗り込んだエレベーターの重量オーバーのベルがなっても自分から降りようともしないひとみを、ついに伸は怒鳴ってしまいます。


「重量オーバー‥‥だったんですね」


ここでひとみが補聴器をつけている難聴者だったことが判明します。

ひとみが謝った時にパラリと落ちた髪から覗く補聴器を見た伸の「…え、」がなんとも言えずリアル。


振り返ってみると納得いく行動ばかりでした。


走り去るひとみに何も言えずに立ち尽くす伸もまた、リアルな反応だったのだと思います。


「ごめん、君を傷つけた。」

「君をちゃんと必要な時に気遣える情報を俺に渡しといて欲しかったです。」


「君は俺の好きな人やから。」


「もう一回、君との糸が繋がりますように。」




心からの伸の謝罪メール。もちろん本当はひとみにもわかっていたと思います。
それでも引け目なく「好きだ」と言われることで、より自分のハンデのことを突きつけられた気持ちになったのではないでしょうか。


「会わなければよかったけど、会えて良かったです。」


同情で、上から目線で優しくするな、というひとみの返事に対して、伸は毅然と返します。

「ちょっと卑怯やで、それ」


「同情で好きとか言わへんで」


「自信持たせるために告白してやろうとか、いくら何でも君がそこまで俺をバカにする権利があるんか?」



「正直読んでる時はむかついたけど、しょうがないやんな。ひとみさん、メールでずっと泣いてるやんか」

「俺、ひとみさんの暴言やったら許せたよ」



お互い腹のうちを見せあって仲直りするためのケンカをしよう、と持ちかけるシーン。やっぱこういうことってなかなか言えないと思うんですよ。
現実でよく耳にする、「仲直りするためのケンカ」って一体なんなんだろ…ってよく考えてたんですが、相手のことよく知らない・わからないから、もっと知りたくて、わかりたくて、「もっと吐き出してよ!」ってことなんですよね。それでも、「吐き出してよ」なんて言われて吐き出せる人なんているのかなぁ…。



「なぁ。糸はもう一回繋がったって思ってええよな?」という言葉を最後に添える伸はほんとにこっちが恥ずかしくなるほど素敵だと思います(褒めてる)。


このあたりから少しだけ原作と異なります。話の順番入れ替えたりしてますね。映画は、かなり原作のやりとりを省いています。結構長文でガッツリと「フガーーーッ!!アンタの言ってたココが腹立ったわい!(※イメージ)」みたいなケンカをするんですけど、映画はだいぶマイルドなケンカになっています。
これは完全に私の予想でしかないんですが、有川浩さんも「この作品についてはあまり触れないでください、と言われています。」Twitterで仰っていました。

「障害」を扱っているこのお話は、そもそも映像化が難しいと言われていた作品。もしかしたらこの辺りを、作り込みたくてもできない何らかの理由があったのかもしれませんね。ただの憶測ですが。(あとは尺と、公開時期が被っている図書館戦争(局が違う)との兼ね合いなのかな…と思ったり_(:3 」∠)_)



リベンジデートの序盤は、もうホントに「アアアアア!!こんな彼氏が欲しい!!」の一択です。めっちゃ優しい(´ω`*)

ちょっとどっかに伸さん落ちてないーーーーーーーー??????




「俺、そういうひとみさんのセンス大好きやわ」





「大好きやわ」入りましたァーーーーーーーー!!!!









\ドカーーーーーーーン/


ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙…このセリフをそっくりそのままバットで打ち返したい!!
映画館の床を今すぐ転げ回りたい!!!爽やか!!!!なんという爽やか!!!!!!
('ω')三( ε: )三(.ω.)三( :3 )三('ω')



楽しく観終えた映画館で二塁打ナナコ(本当の名前はミサコさん)が2回目の登場。
実は私、ミサコさんのこと嫌いじゃないです(笑)むしろ伸とミサコさんのシーン結構好きでw

合コン中にミサコが「女優のナナコに似てる」って話で盛り上がるんだけど、伸はぼーっとしながら、「あぁ…ホンマ(棒)。…化粧上手やな。」って適当に返したりします。失礼すぎンゴwwww


恋愛に命をかけてるミサコは例に漏れず伸をロックオンするけど、恋のライバルにありがちな「ヒロインを陥れる」ようなタイプではないんだよね。
むしろすこーしだけ上から、伸行に恋のアドバイスしたりする。引き際をわかってるし、無理な男は無理だと諦めてよりいい男へゴーするしたたかさもバッチリ持ってる(笑)。
伸が、結局最初っから最後までひとみの方しか向いてないって所もまた胸キュンが引き立って良いのかな。(私の胸キュンポイントおかしいのかなww)


ひとみが伸に仕事のことを相談するシーン、すごく良かったです。ひとみも、全部は言わないんですよね。私だったら「マジふざけんなよあのクソ〇マ」とか言っちゃう所なのに、雇ってもらって感謝さえしているというぐう聖…(自分のクズさにへこんだわ今)。

このシーンは伸の人柄があらわれてるし、きっといろいろ調べたんだろうな…って言葉や、顔を見ればわかるような演技をしてて、あー‥‥、こりゃ恋に落ちますわ(確信)。



そしてリベンジデート終盤で、またしても問題発生。めちゃくちゃ良い感じだったのになぁ‥‥(;∀;)


2人で歩いていたところ、後ろからきたDQNカップルにひとみが突き飛ばされる。
謝りもしないカップルの態度に怒る伸。「今お前らが突き飛ばした女の子!!耳に障害持ってんねんぞ!!」
自分たちがどんなことをしたのかわからせたかった伸は大声でひとみの耳のことを言いふらす。
ひとみの「私の耳のこと、言いふらさないで!!」
という一言でやっと我に返る伸。

「ああいう人たちが障害を知ったからって悪かった、なんて思うと思いますか?」



「だから私、ああいう人たちはもう同じ人間だとは思わないんです。」



「あなた達健聴者に哀れな目で見られるだけです」という、自分も含めた逆差別のような言葉についに全てをぶちまける伸。




「いっつも自分のことばっか言いよるよな。気遣い行き届かへん俺を責めるよな。」



俺にも君みたいに傷ついた昔があったかもしれないと、考えたことはあるのか。

伸が自分の父親の話をするシーン。正直、私はこのシーンが一番しんどかったです。状況は違えど、似たような経験をしているので。
大なり小なり、誰だって抱えてるものはあるよね。


ひとみはもう伸の顔を見ることができません。きっと私でもできません。



突き飛ばされて破れたタイツを伸に買いに行ってもらっている間にひとみはメモを残して姿を消していたのでした。
現実だったらこの恋ぜっっっったいここで終わるわ…(;∀;)




そしてミサコさん三度目の登場。

たった一度ちらっと会っただけで喋ってもないひとみの性格を冷静に分析するミサコ△ェ‥‥






その頃ひとみは残業して押し付けられた仕事を終わらせていましたが、男性社員に乱暴されそうになります。


大声で叫んで助けを呼び、大事には至りませんでしたが、この男はとんでもない言葉をひとみに投げつけて連行されていきます。
「喋れるのか!」と。

男はひとみが難聴=喋れないと思っていたのです。原作でも、また図書館シリーズでもこの手の話が出てきますが、正直、私は有川作品を読むまで難聴の方がここまで他人との意思疎通ができないことや、セクハラや暴行等、下賎なことを考える人間がいるだなんて、ここまで窮屈な思いをしていただなんて、思っていませんでした。世間はもっとやさしいものなんだと思っていました。
少し考えればわかることだけど、自分がいかに全く目を向けていなかったかわかりました。
ハンデの事を知っていて、あえて悪いことをするような人間もいるし、知らず知らずの内に傷つける可能性があるのは自分だって同じなのかもしれないと、この本を読んでから思うようになりました。


話を本編に戻します。



大変な目に遭い、ボロボロなひとみは伸から届いていたメールを見て、伸に会いたくなります。

泣きながらたどり着いた伸の勤務先で、伸…と、仲良さそうに会社から出てくるミサコさんを目撃してしまうのです(なんというベタな展開だ…)。


結局その場から走り去るんですが、ひとみがとぼとぼ帰ってきて、家の前で泣きながらお母さんと抱き合うシーンはやはり泣いてしまいますね。
怖かっただろうなとか、お母さんにしてみても本当に心配だったと思うんです。(そして多分この件はお父さんには言っていないのも母親なりの配慮なのでしょうね)

人見家のシーンは、娘に愛を注ぐ両親のイメージが画面を通して感じられます。




ミサコさんにひとみのことを相談する伸。

冗談半分に「あたしに乗り換えない?」と誘って、コロコロ表情を変えるミサコさんがすごくキュートです(*´`*)


「ミサコさんと付き合ったら多分すごく楽しいと思う。でもすぐに俺に飽きると思うわ。ミサコさん、まわりくどい話とかめんどくさい話嫌いやろ?俺、そういうのめっちゃ好きやねん。」

って言った後に「なぁんだ〜。結局そのめんどくさい彼女のこと好きなんじゃない。」って笑って背中押してあげるミサコさんがほんとに良かった。ミサコさん好き。さっきからミサコさんのことしか書いてないよ自分www


あと、「結局好きなんじゃない」って言われたあとの伸の表情、ほんと見て!!マジで見て!!泣きそう。私ここの顔が一番好きかもしれない。下向いてちょっとだけうーん‥‥、って笑ってる。
結局めんどくさいひとみが好きなことなんて、自分の中でもわかりきってるような、肯定の顔。


アァ‥‥もう心がキュンキュンするんじゃぁ‥‥(バタリ)




家でレインツリーの意味を調べる伸。
レインツリー(アメリカネムノキの別名)の花言葉は、「歓喜」「胸のときめき」。


「レインツリーの国は…心ときめく国なんや…」




伸がそのことに気付いた矢先、ひとみのブログ「レインツリーの国」は突然休止状態になる。



「「レインツリーの国」は耳の悪い君が唯一自分の耳のこと負担に思わずに誰にも引け目なく振る舞える国で、そこで生き生きと言葉を綴っていた君は掛け値なく魅力的で、俺はその国を楽しんでた君にこっちを向いてほしくて仕方がなかったんや。」


君が苦痛なら俺が消えます。とメールを送る伸。ここまでは流れが丁寧なんですけど、
途中から突然、
「ひとみさん、髪切ってみぃひん?」
というまさかの文章が出てきて、「あばばば‥‥えっ‥‥あっ‥‥ここで切り出すんだ(笑)」ってなりましたwwwww








そして伸さんのサービスショット(シャツ+半裸)がこのへんで拝めるのでチェキラ☆です(?)






それにしても髪切りに行くのにわざわざ東京から大阪まで行くとは思わなかったよ\(^o^)/





伸の母親役の高畑淳子さんがまた恰幅のいいオカンって感じでいいんですよね。
お兄さん役の山崎樹範さんもほんとのお兄さんみたいww




年内で店を閉めることになった美容院、髪を切る母の姿を見て、「こうして俺は育ててもろうたんやな‥‥」と呟く。
家族がちゃんと四人だった頃のことを思い出す伸。

「全部、覚えてるでぇ‥‥。‥‥なくならへん。」
という母の言葉で、胸につっかえていた物がすこし取れたような。そんな伸の表情に涙が出ました。




ひとみの短い髪に似合う靴と服を買いに行くシーン見て、あぁ‥‥デートしてる‥‥めっちゃ楽しそう‥‥可愛い‥‥可愛い‥‥デートしたい‥‥と心の中で念仏のように唱えました。



ここで1つ、つっこんでもよろしいか???






伸さん、自分の服は超超可愛いのに、ひとみさんに選んであげてる服はえーっと‥‥、どうしてそれにした???(^o^)みたいなのばっかチョイスするんだけど、こ、これは…可愛いのか‥‥?
西内まりやちゃんだから着こなせるけど田舎でよく見る中学生みたいなコーデがちょいちょいあって田舎に住んでる私には「???」でした。いや、私の田舎で(間違った方向に)磨かれたファッションセンスのせいかもしれないです。ハイ。以上です。



駅で伸とわかれて電車に乗り込むひとみ。短く切った髪で他人に全てをさらけ出してる気がして、「何か言われてるのかもしれない」と一瞬不安になるものの、

窓に写った変わった自分の姿を見て、さっと髪をかきあげるんですよね。補聴器を見せつけるかのように。ここ、すごくかっこよかった。ほんとに伸と出会って変わったんだろうね(´;ω;`)



ひとみからの「髪をかきあげてやりました」
という報告メールを読みながら、「ほぉ〜(笑)やりおるなw」と笑いながら口に出す伸がたまらなく好きです。








そんでもう省くけど、ラストはハッピーエンド。

‥‥もうここは観て、己の心でぜひ感じてくれ!!!!たまらん!!!!!!チューがしたい!!ワシもチューがしたい!!!!アーーーーーッチューがしたいなーーーーーーーーーー(ノシ^ω^)ノシ☆バンバン





原作もハッピーエンドではあったんだけど、すこし影があるんですよね。映画は原作とはまた異なるハッピーエンド。




男女って、ただでさえ価値観とか、ものの考え方が違うけど、そこに「難聴」というハンデが加わるとさらに「難聴者」「健聴者」という違いが生まれるわけで。
もしも伸が、「ひたすら聴覚障害のある彼女を献身的に支える彼氏」だったら私はこの本を最後まで読むことはなかっただろうな。
ひとみの苛立ちや、あまりにひどい言い草に伸はきちんと怒るし、優しくもする。頭では理解していても他人がすこし躊躇ってしまうような部分に伸はどんどん踏み込んでいく。だって、好きなんだから。この二人は「難聴者」と「健聴者」だけではない、お互いの想いをぶつけあって「男性」と「女性」として恋をする。


私が原作で「おおっ‥‥!爽やかだけどなんだか切ないな‥‥」となったのは、二人が幸せになりましたとさ!チャンチャン♪みたいな手放しで喜べるような終わり方じゃなかったところなんです。
映画は完全に心が通じあって幸せなラストでした。すごくキュンキュンするし、恋がしたくなる良いラストでした。



原作は、たしかにハッピーエンドなんだけど、「この先どうなるかわからないけれど」というニュアンスを含んだ終わりになっているのです。

少し主題歌の「最後もやっぱり君」の歌詞に似ていますね。


「未来のことはどんな誰も絶対なんてありえない だからこそ努力をしてるんだ 僕のことより君 僕といつでも君 最後もやっぱり君」

1番のサビでは先のことはわからないと歌ってるのに2番のサビで

「人は誰でもさみしいと君を見てれば思う だからこそやっぱり誓うんだ 失敗しても絶対 あきらめないさ絶対 最後も絶対君」って「絶対」って言い切ってるところが素敵だなと思います。


すごく男の人の愛情に溢れた歌詞だなと思いました。これ結婚式で歌われたら泣きすぎて喉痛めるわ私。
素敵な曲をもらえて良かったね(;∀;)




「フェアリーゲーム」の話で盛り上がっていた2人は、フェアリーゲームの登場人物たちの気持ちを代弁するかのごとく、考え方をキャラクター(性格)に反映させていました。

二人がずっと納得のいかなかった結末。伸とのやりとりの中で答えを見つけたというひとみ。


フェアリーゲームの結末は、傍から見てる読者にとっては納得いかなかったものかもしれない。裏切られたような気になるかもしれない。

それでも。

本人たちにとっては、あれは最良の終わり方だったんだと思います。

一体何が「幸せ」って言うんだろう。何をもって「幸せ」って言えるんだろう。

二人でずっと仲良く一緒にいるのも幸せだし、相手の幸せを願って離れて生きていくことだって当事者にはきっと幸せなのかもしれない。





最後になりましたが、この話と出会って、聴覚障害について自分が知らなかったことや、今まで気付けなかったことがまだまだたくさんあるのだろうと思いました。
そして言葉の力は良くも悪くも大きいんですね。人を簡単に傷付けるし、逆に励ましたりもできる。まるで毒と薬のようです。

この映画、すごく誰かと観たくなりますね。
友達と行けば「こんな恋してみたいね」ってなるかもしれません(笑)好きな人と行ったら、きっともっと相手のことが好きになる。家族と観ても家族の暖かさに触れられる。そんな映画でした。




この映画の2人の未来が、どうか幸せでありますようにと、願っています。



追記:そして玉森くん、遅くなりましたが映画初主演ほんとうにおめでとうございます。
素敵なあなたに出会えて良かった。素敵な映画になって良かった。













ドリボロスのあまり髪を切った女の話

私はこの度、背中まで無駄に伸びきったロングヘアをショートボブにバッサリ切った。


ドリボロスが、自分でも思っていた以上に重症だったようで、まるで失恋したかのような感覚に陥ってしまった。
そして、「私の千秋楽」を終えた私は、その日のうちに美容院を予約して、髪をバッサリ切った。



そんなわけでお久しぶりで~す。私で〜〜す。

ブログの存在忘れてた~。うっかり~。

ひっそり(?)ツアーも行ってたんですが、なんかもうツアーのこと書こうと思ったら途方もない(3都市6公演分をまとめるのがめんどくさかった)のでドリボのことしか書けそうにないです。

てゆーか今や終わってしまったドリボのことで頭いっぱいで、ツアーロスがまさかの上書きされているという…(なのでツアーロスはあまりひどくない)
色んな友達に会えて楽しかったよ〜!\(^o^)/



さて。


私の今年の集大成(??)とも言えるDREAM BOYS。申し込んだ日にちが当たった上に、私の至って普通&普通な平凡ド真ん中の名義が何故かここに来て威力を発揮。
3公演全て、ど平凡名義持ちの私からしてみたらとんでもない席に入ることができました。(一つは座席を知らずに交換していただいたものだったんですが…。)
座席とか全く聞かずに交換していただいたチケットの座席見たら、まさかの探してる席番号ドンピシャリで、こんな事ってあるんだね……と友達とたまげてました。

なんかもうここまで来るといよいよ来年病に倒れるのではないかと思い始めてきた…。





だから万全の準備(健康面&防振双眼鏡)をしてドリボに臨みました。もうこの舞台に何か(主に玉森くんのまつ毛を見ること)を賭けていたのです。

もう公演数時間前から緊張のあまり吐きそう&食事が喉を通らない。毎回恒例のやつですね。
多分一生慣れないと思う。


そして始まる公演。防振双眼鏡はこの日のために準備したと言っても過言ではない。玉森くんが座長として頑張っている姿を、クリアな視界で見なければ。

幕が降りた瞬間、スポットライトに照らされるユウタの美しいこと。凛としていて、透明だけど色のついたオーラみたいなものを全身に纏っていて、唐突に始まる大好きな「NEXT DREAM」が耳にズンッと入ってきた。どこまでカッコイイんだクソックソッ!





綺麗だな。本当に綺麗だな。このキラキラは、衣装のソレももちろんあるけど、きっとそれだけじゃないんだ。



超絶個人的な感想としては、オープニングは正直去年(2014年)が最高すぎました…。1枚の絵画のように、白い百合のように、キスマイ3人が咲き誇る絵画のようだった。そしてそれを支えるJr.の皆さんも白百合の茎や葉のようだった。そしてそんな美しい百合たちの、1番てっぺんで歌う玉森くんの姿を見た時は、本当に感動でこみ上げてくるものがあった。
それくらい、去年のNEXT DREAMは自分の中で忘れられない。



でも、今年のユウタもまた違う表情や動きを見せてくれた。


全体的に見ても、ソロを見ても、明らかに去年と違う。
玉森くんが、成長している。


私は、ここ数年のファンなので、昔から玉森くんを見てきたわけではない。そんな中で、私のような新規でも明らかにわかる成長。

キレッキレで険しい顔でソロを踊る玉森くんを見た時は涙が出た。母親かな????

玉森くんは自信に満ち溢れている訳ではなく、試行錯誤して、不安も迷いも一旦全部抱えて、全部振り払って踊っているように見えた。


みなさんご存知の通り、

この度のDREAM BOYSはキスマイチーム(玉森、宮田、千賀)と優馬チーム(優馬、風磨、マリウス)のダブルキャストである。
最初こそ準備期間の短さから、優馬チームは不安視されていた。しかし、いざ蓋を開けてみると、彼らはとんでもなく絶賛されていた。その評価を聞いて私もとても嬉しかった。(どこか「キスマイのツアーのせいでWキャストになった上に、少ない時間しか貰えなかったのかもしれない。申しわけない」みたいな気持ちがあったのかもしれない…。)

優馬チームの評価をヤッタ〜!すごい!と嬉しく思う反面、悲しいこともあった。




割とオブラートに包まれることもなく、「玉森はダメだ」「全然変わらない」「去年とまるで同じ」

みたいなことを言われた。挙句の果てに「やる気感じない」とまで書かれてるのを見てしまい、結構落ち込んだ。自分が言われてんじゃないけど落ち込んだ。まだ観てないのにドリボ鬱になってた。いや、はえぇよ。


私は玉森くんのことが好きな玉森担だから、当然なのだけど、比べられた上にやる気の有無まで問われたことが悲しかった。
千賀さんや宮田くんの持ち腐れじゃないの?みたいな話まで進んだことも「玉森くんが座長のドリボはダメだ」ってドリボファンに見放されてるようで悲しくなった。


そんな玉森くんの評価が、突然一変した。「今日いつもと違った」「ものすごい気迫だった」「すすり泣いてる人もいた」
続々と流れてくるレポに一体何があったんだろうと混乱したけど、もしかしたら、自分たちと優馬チームの評価の差を知ってしまったんだろうなとうっすら思った。




酷評されてるなんて玉森くんたちに知られたくなかった。
でも自分に対する評価を知って火がついたのかもしれない。




その結果がこの気迫なのかもしれない。できるなら最初からやれよ…とはきっと誰もが思ったかも知れないけど、評価を受け止めてやっと気づけることだってあるよね。


だって、その時の自分はこれが自分にできる精一杯だ!今自分は一所懸命やってる!って思ってやってるんだから。
でも「全然ダメ」って言われて「あっ、これじゃダメなんだ」ってわかることだってあると、私は思うのです…。


本人でもないのに勝手に苦い思いをしていたけど、こないだまでの評価は玉森くんたちが次のステップまで上がるのに必要なことだったのかもしれない。…と、思ってます(勝手に)

私は可愛い可愛いって持ち上げられてそこにそのまま居座る玉森くんじゃなくて、最初は御輿に乗せられただけかもしれないけど、何もしてないように見えるけど、自分なりに考えて、頑張って、努力して自分のポジションやチャンスをゲットしていく玉森くんが大好きです。


本当に今年も観に行けて良かった。全然違うじゃん。去年はこんなダンスじゃなかった。こんな顔してなかった。もっとフリに重さがなかった。正直去年のアレ(一部ぶっ叩かれてた件)も「舞台立ってんのにそれはダメだろ」って思ったけど、今年は観た感じやってなかったし。


ドラマやツアーやいろんな経験も通して、今年のユウタになったとするなら、全然違う今年のユウタに出会えたことが嬉しかった。
そのための努力を玉森くんがしてくれたんだって考えたら、嬉しかった。


お話自体は去年とほぼ変わらず。ただ、シンプルになっていてわかりやすいという方もいれば、「去年も入ってる人はわかりやすく感じるけど初めて観る人はわかんないんじゃ…」っていう方もいて。
私は去年入ってるし、大体は「あーなるほど~」みたいな感じで見れたんですけど、確かにシンプルすぎて「えっ、ここはなんでそうなっちゃったの!?」
ってなることがちょいちょいありました(笑)


私は序盤のユウタの虚ろな目が大好きです。やっぱり瞳がさみしげな人は色っぽく感じる。



親に捨てられて血の繋がらない弟と必死で生きている。毎日を過ごしながらどこか離人感があり、物事を俯瞰して見ている。ユウタはたしかに熱いけど、心のどこかで他人に辟易している。でも、基本的にはクールなユウタが、弟のいるシーンでは心配性のただのお兄ちゃんになる。ハァ、もう好き…(落ち着け)




「弟は、自分がいなければ生きていけない」という考えがユウタの基本的行動概念である。弟には自分がいなければ…!どこか自分自身に言い聞かせているような気さえした。父が亡くなり、母に捨てられた孤独の中で唯一自分の存在を示すことができるのが弟のユウキだったのかもしれない。
とにかく弟のためにユウタは奔走しまくるのである。とにかくもうユウタはスーパーブラコン野郎なのである。大変いじらしい。ハァ…もう好き…(2回目)




ユウタは正直「元々色々な才能が備わっている」タイプのチートキャラ。
主人公なので当たり前だけど、ブランクあるのに結局現役チャンプになんやかんや勝つし、追われる身になりながらもなんやかんや誤解が解けるし、死んだと思ってもなんやかんや生きてる(しかもケントの心臓持たせてもらって天から返されるという好待遇っぷりである)し、最終的に「僕の…母です!」で万事解決だし。






それに対して、ライバルのケント。

ケントは常に1番を求める孤高のチャンプ。どこか千賀さんの姿に似ている。そう、例えそれがじゃんけんであっても勝負事にはこだわる千賀さんにーーーー…。

千賀さんと違うのは序盤でとにかく笑顔封印してるとこかな。最初っから眉毛釣り上げて恐い顔作ってんのはすごい。完全に孤高のチャンプ。かなりニヒルなクールキャラ。ユウタもクールだけど、ユウタとは違うタイプのクールなんだ…。



そしてダンスシーンは本当にすごい。千賀さんにかかれば、「スリラー」で階段を降りるところまでもがダンスである。なんという華やかさ。私がやったら絶対コケる(危ない)。

千賀さんのダンスは、重量感に溢れているのに、肘から指先にかけての動きがすごく繊細。なめらか。そして、そんな複雑なダンスがケントの「孤高のチャンプ」っぷりによくマッチしている。

友達と、「2人は仲違いしちゃって、やっと2人が昔みたいに戻れたと思った時には、もうケントは死んでるんだよね(;;)」という話を泣きながらした。


生まれ持った才能を持ち合わせたユウタ、努力してチャンプに上り詰めたケント、二人の側で奔走するトシヤ。
3人のキャラクター、その他の人物のキャラクターについて掘り下げるともっとこの舞台はわかりやすい。
ジャニーズ特有の「トンデモ演出」がふんだんに盛り込まれていると思うので、ぜひそれぞれのキャラクターについて考察することをおすすめする。楽しいよ。




もうほんとにこの記事書きながら泣いてる。
ドリボロスやばい。私はもうあのユウタには会えないのかと思ったら辛い。
自分でもちょっと引くくらい帝国劇場と新幹線の中で泣いてしまった。
帝国劇場のロビーに飾られている著名人や各局からのたくさんの花を見て泣いた時はそりゃもうだいぶ引いた。



私、自分でも思った以上に玉森くんのことが好きだったらしい…。そこに気付けたのは良かったのか悪かったのか…。
私は玉森くんのキラキラ煌めく所が大好き。
アイドルって、ほんとに光るんだよ。


いつかまた、輝いている所を観れると信じて。次の日からの仕事頑張ろうと思った(急に現実のターン)。


そんなわけでドリボロスがひどすぎてノリで髪を切りました。キノコみたいになりました。
でもマッシュルームカットのキノコちゃんみたいになってる玉森くんと私、一体何が違うのか。
一応「女」というハンデを貰っているのに男の子の玉森くんの方が死ぬほど可愛いってどういうことや、おい。












私と岡崎律子さん。

(※今回あまりジャニに関係ないことを書いてしまってます。すみません。)
 
 
 
 

皆さんは「岡崎律子」さんという方をご存知だろうか。いや、多分知らない方のほうが多いと思います。

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私はジャニヲタになる前は漫画やアニメが大好きでした。それこそ某アニメショップに通い、グッズを買いに行ったり、自分でイラストを描いたり、流行りの曲なんて知らないレベルで、カラオケに行くとアニソンやキャラソンしか歌えないので、困ったり。
岡崎律子さんはアニメソングの主題歌を担当されることが多かったシンガーソングライターさんです。優しい歌声(ウィスパーボイスという、囁くような特徴的な歌い方をされる方です。有名どころだとCharaさんみたいな感じ。)に、優しい音楽。担当したアニメと本当にマッチする楽曲をいつも聴かせてくれていた。
私は「フルーツバスケット」というマンガが人生の中で一番大好きで、アニメももちろん見ていた。アニメのOPとEDの岡崎律子さんの曲があったからこそ、あの作品は普遍的な人気を持ったと言っても過言ではない(と思っている)。
 
 
 
 
 
しかし、彼女はもうこの世にはいません。
 
2004年5月5日、彼女はスキルス性胃がんによる敗血症でこの世を去りました。当時、私は中学2年生。毎日のように彼女の歌を聞いて癒されて、涙して、頑張って学校に行ってた。携帯もパソコンを持っていなかった私は、たまたまパソコンを使う授業でコッソリ彼女のサイトを覗きに行って、彼女の死を知った。

 
意味がよく分からなかった。自分でも訳がわからないけど、歌手や芸能人は病気にならない、死なないものだと何故か漠然と思っていた。そんな訳ないんだけどね。
サイトのトップページに出てきた、無機質な訃報のお知らせを私は未だに覚えている。
 


 
私は聴くと必ず号泣してしまう律子さんの曲がある。
「I'm always close to you」という曲だ。
 



この曲はシングルではなくアルバムに収録されている。
彼女が亡くなったあとに発売された遺作アルバムfor RITZというアルバムである。
このアルバムの制作中は既に病と闘っていたようで、本番収録もままならず、仮歌のような形で収録されている曲もあるらしい。(「らしい」と書いたのは、どれがそれに該当するのかわからないほどスタッフさんが頑張ってくれて、どれも素晴らしい仕上がりの曲になっているから。)
 


「RITZ」とは岡崎さんのファンのこと。

岡崎律子さんと、そのファンのために」。

スタッフさんたちが頑張ってくれたおかげで、亡くなった年の12月29日、彼女の誕生日にアルバムは発売された。
 
そのアルバムに収録されている2曲目が「I'm always close to you」。
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「明日などないかもしれないのに どうして 今日を過ごしてしまう」


 
「今がすべてと そう思って生きてみるの」


 
「あせる気持ちがあった どれも選べず 全部をやりたかった」
 

「ごめんねお別れが突然で今はちょっとね寂しいけど かなしみじゃないの いつかちゃんと想い出になる」


 
「約束 お願いはひとつだけ生きて生きて どんな時にも なげてはだめよ それはなによりチャーミングなこと」
 



聴いた瞬間、歌詞を見た瞬間涙が出てきて止まらなかった。彼女が亡くなってすぐの時も泣いたけど、こんなに泣いた事はないんじゃないかというくらいそりゃもう泣いた。


そこでやっと、どうしてこの人はもう居ないんだろう、という現実のようなものを決定的に目の前に突きつけられた気がした。
 
 
これは私の勝手な想像なので軽く流してもらって構わないんですが、
 
 
 
もしかしたら彼女は自分がどうなるのかを知っていたのかもしれない。

律子さんはそんな気はなかったかもしれないけど、この歌詞を見てしまうと、そう思わずにはいられない。
さみしくて涙が出てくるのもあるけど、それだけじゃない。


 
「I'm all right(私は大丈夫)」
「I love you(私はあなたを愛してる)」
「I love my life(私は私の人生を愛してる)」
「I'm always close to you(私はいつもそばにいるよ)」


 
これはもしかして一番伝えたかったことではないのだろうか。
CDを聞けばいつだってそばにいてくれる。励ましてくれる。決して大きな声で背中を押すような元気な応援ではないけど、泣いていたら「大丈夫。」って優しく抱きしめてくれる。そんな、温かさ。
 
 
人生で一番何かと戦っていた頃の私にそっと寄り添ってくれていた音楽たち。

落ち着いた曲もある。元気な曲もある。完全に泣かせにきてるだろこれ…という曲もある。
でもどの曲も前向きで、切なくて、かわいくて、人間の嫌な部分なんて感じさせない歌詞で、この人にしか書けないと思う。
 
 
私のオススメは「life is lovely」というアルバム。
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シスタープリンセスRe Pure(大きいお友達向けのアニメですw)」というアニメの主題歌12曲と、前述した「フルーツバスケット」の劇中歌2曲が収録されています。
 


シスタープリンセスの主題歌が12曲とは…?ど、どういうことや…!?
とちょっと「ファッ!?」ってなった方もいると思うんですが、まあ、ざっくり説明すると、12人の妹が1人のお兄ちゃんに恋心を抱くというエロゲのようななんともけしからん話なんですけど、毎週一人ずつエンディング曲が変わるのです…。
だから12人分、12曲あります。そしてその曲がまたとんでもなくキャラクターの心情に合っている。可愛い子どもの恋を歌ってる曲もあれば、(ちょっと年上のキャラとかの曲は)切なく作ってる曲もある。
 
そしてフルーツバスケットの「空色」「セレナーデ」の2曲はこの物語そのものかと思えるくらい心に響く。私は「セレナーデ」という曲が大好きで、10年以上たった今でもいまだに歌詞を覚えている。


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「きみが笑うとそれだけでもう嬉しくて すべてが報われるんだ」


「うつむいてた日は ここから見てたのはぬかるみ でも今は 空を見上げてる」


「いつもいつでも 求めていてくれなくていい どんな日も きみを知ってる」


「心の鍵を開けるのは強い力じゃなく まっすぐに想うきもち」
 

なかなか「どんな日もきみを知ってる」なんて言葉は出てこないよなぁ…。


私もこんな風に思える人間になりたいものです。自分がすごく嫌なやつだからこそ、綺麗な言葉にこんなにも憧れるのかもしれないですね。
 
ちなみに岡崎さんの遺作アルバム「for RITZ」の最後の曲は「For フルーツバスケットという、アニメ「フルーツバスケット」のOPの曲なのですが、これは生前「次のアルバムは「For フルーツバスケット」を最後に持っていきたい」という話をスタッフさんたちとしていたからだそうです。
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「生まれ変わることはできないよ だけど変わってはいけるから」
 

「ここに生きてる意味がわかるよ 生まれおちた歓びを知る」
 
 
この曲がラストに来て本当によかった。なんだろう、すべてを許された気持ちになれる。生まれおちたその場所で、少しずつでも変わっていくしかないんですよね。優しいメロディに対して前向きな力強い歌だと思った。
 
 
 
まだまだ書きたいこともあるし、オススメしたい曲もあるのですが、私が語れば語るほど安っぽくなってしまいそうでとてももったいないので、とりあえず聴いてみてください(最後すごい雑だなw)。「なんか最近心が疲れたな」って方は特に。
 
 
中途半端な文章になってしまいましたが、この辺で終わります。